弁護士・市野裕明(みなとみらい中央法律事務所)

弁護士・市野裕明(みなとみらい中央法律事務所)

045-345-5942
営業時間/平日9:00〜18:00

コラム

弁護士・市野裕明(みなとみらい中央法律事務所) > コラム > 注射が原因の後遺障害に約1321万円の賠償が命じられました

注射が原因の後遺障害に約1321万円の賠償が命じられました

2019/10/25 コラム 
by HIROAKI-ICHINO 

病院で注射を受けた患者が右腕の神経を損傷し、右手の関節を動かすと痛みや震えがでるといった後遺障害を負った事案で、秋田地裁が病院側に約1321万円の賠償を命じました。約1321万円の賠償額の内訳は現時点では不明ですが、後遺障害慰謝料と逸失利益が大部分を占めるものと思われます。

後遺障害の認定が12級相当と仮定すると、慰謝料は290万円前後となります。逸失利益の計算は少し複雑ですが、年収を600万円、労働能力喪失率を14%、労働能力喪失期間を10年と仮定すると、約650万円と計算されます。

弁護士を立てて裁判で勝訴した場合、これに加えて損害額の1割の弁護士費用が加算されます(上記の仮定をベースにすると約94万円)。事故の日から支払日まで年利5%の遅延損害金も加算されます(支払いまで3年間とすると約155万円)。

約1321万円の賠償命令と聞くと、かなり高額な印象を受ける方も多いかもしれません。このように積算して考えていくと、計算根拠に基づく合理的な数字だと推測することができます。

SHARE US ON
<    >
メールでお問い合わせ
PAGE TOP