市野裕明法律事務所/横浜みなとみらい・弁護士事務所

市野裕明法律事務所/横浜みなとみらい・弁護士事務所

045-228-5400
営業時間/平日9:00〜18:00

コラム

市野裕明法律事務所 HOME > コラム > ペットがケガをさせられたときの治療費の請求

ペットがケガをさせられたときの治療費の請求

2018/08/18 コラム 
by HIROAKI-ICHINO 

こんにちは。神奈川県横浜市の弁護士の市野裕明です。

今回は、ペットがケガをさせられてしまったときの損害賠償についてお話します。

ペットの治療費は通常は保険適用外ですので、高額になりがちです。例えば、「25万円で購入したペットに対して50万円の治療費がかかった場合に、その全額を損害賠償請求することができるか」というのが今回のテーマです。

法律の世界では、ペットは「モノ」として扱われています。このような話を聞くと、気分を害される方もいらっしゃるとは思うのですが、法律の世界では「人」以外は全て「モノ」扱いなのです。そして、「モノ」の損害賠償は、その時価が上限とされています。この理屈をそのままあてはめると、25万円で購入したペットについての損害賠償は、25万円が上限になってしまいそうです。

ですが、ペットは「モノ」ではなく、家族同然に大事にされている生き物です。「モノ」と同じ基準で扱うというのは、ごく普通の感覚を持った一般の人からすれば、受け入れがたい話です。そのような考え方から、裁判例でも、ペットの購入代金を超える治療費の請求が認められています(名古屋高等裁判所平成20年4月25日判決参照)。

弊所では、ペットに関する法律問題の他にも、さまざまな損害賠償の問題を取り扱っております。どうぞお気軽にご相談ください。

SHARE US ON
<    >
PAGE TOP