
浅野高校、横浜国大経営学部卒。キーエンスに勤務後、法学未修でロースクールに進学。2014年に司法試験合格(当時30歳)。横浜市内の法律事務所にて実務経験を積み、2018年に独立。企業法務、不動産、債権回収など専門性の高い分野から、離婚や相続、交通事故、債務整理など身近な分野までオールラウンドに対応。弁護士歴はもうすぐ10年目になります。

高校生の頃に父の勤め先が経営危機に陥りました。「父もいずれリストラされるのではないか」とこども心に不安でした。結果的に会社は外資に買収されて経営危機を免れたのですが、それをきっかきに経営に興味を持つようになりました。
学部ではマーケティングを専攻していました。学外の活動ではユニクロでのアルバイトが印象に残っています。カナダのカルガリーにホームステイと語学留学させてもらったことも良い思い出です。英語はいまもほんの少しだけしゃべれます。

キーエンスという会社に就職しました。同時期にキヤノンからも内定をもらい大いに迷ったのですが、「どうせやるなら普通ではない道を」と思い選びました。キーエンスの仕事術を一言でまとめるのは難しいのですが、「1秒でもムダな動きをしない」「そのための動線を徹底的に考える」という習慣は今も同じかもしれません。
キーエンスを辞めて「次はどうする?」と考えるなかで「法学未修で司法試験を受ける」というチャレンジを思いつきました。法学部を出ているわけでもないし、法学部を出たとしても簡単に受かる試験でないことはわかっていました。家族にも友人にも皆に反対されましたが、言われれば言われるほどやる気が燃えました。

横浜市内の法律事務所で1年ほど雇われの実務経験を積みました。2018年に独立開業してからは、弁護士ドットコム、毎日新聞、朝日新聞(マイベストプロ)などのメディア掲載の機会にも恵まれ、多くのご依頼をいただきました。この時期に全方位に経験と実績を積むことができたことが、今に繋がっていると感じます。
もともとは企業法務、債権回収、不動産が得意でした。ここ数年は離婚や相続、交通事故、債務整理などいわゆる一般民事のご依頼も増えています。得意分野を聞かれたときは、あえて「何でもできます」と答えるようにしています。弁護士である以上、世の中にある主要な紛争類型を一通り処理できて当たり前ですから。

神奈川県弁護士会時代にはマンション法研究会、現在は第一東京弁護士会で住宅・建設紛争研究部会に所属しています。不動産分野の専門性を今まで以上に高めていきたいです。令和2年の民事執行法大改正により、預金や勤務先調査など強制執行のオプションが増えました。債権回収にも今まで以上に力を入れていきたいです。
「Punctualな弁護士はそれだけで信頼に値する」という大先輩からいただいた格言を心に留めています。どんな些細なミスでもそれまで積み重ねてきた信頼を一瞬で失わせると思うので、すべてにおいて正確であること、特に「時間や締切りをきっちりと守ること」は仕事において基本中の基本ですが、心がけています。

聞こえの良いベストシナリオよりも、ワーストシナリオを強調して伝えています。複数の選択肢があり、それぞれにメリットとデメリットがありますが、最終的な決定権は私ではなく依頼者様にあります。特に一定程度の譲歩が必要になる和解交渉の場面では、裁判所の言いなりにならないフラットな立ち位置を心がけています。
弁護士業に限らず何事も即レスが大事だと思います。世の中的に「仕事が遅い」が不満ランキング上位と聞きますので、「仕事の速さ」は常に意識しています。業務量がキャパを超えると誰でも質の低下が避けられません。ミスなく遅滞なく心にも余裕を持って仕事を続けていくためには、常日頃のタイムマネージメントが大事だと感じます。

ウェブで弁護士を探す時代が限界を迎えつつあると思います。Googleレビューではサクラや嫌がらせが散見され、ポータルサイトも情報過多です。昔ながらの口コミ、リファーラルマーケティングへの揺り戻しがあると思います。ひとつひとつの案件に真摯に対応し、積み重ねた評判を事務所のかけがえのない財産にしていきたいです。
もともとは修習同期のクラスメイトだった鈴木心弁護士と事務所を共にすることになり、早いもので3年以上が経ちます。互いに拡大思考がそれほど強くない性格ですので、量的拡大というよりは「質」を追求して、事務所のブランドであったりステークホルダーからの信頼をより確かなものにしていきたいです。

初回相談は5,500円から、リーガルチェックは33,000円から、顧問契約は月額55,000円から、代理人業務・訴訟対応は11万円から承っております。我々の業界のデファクトスタンダードである旧日弁連基準に準拠して弁護士報酬を算定しておりますので、割安でもなく割高でもない「相場ど真ん中」の費用感かと思います。
短時間で可能な限り正確に事実関係をヒアリングし、事案が勝ち筋なのか負け筋なのかを見極める必要があります。一方で、相談者の方にとっては私が信頼に足る弁護士であるかを見極める機会であるはずです。指先から言葉遣いの一つ一つまでシビアに見られていると肝に銘じ、気を引き締めて真剣勝負のつもりで臨んでいます。

弊所は四ツ谷駅から徒歩数分の好アクセス、緑豊かな植栽と三面ガラスファサードが特徴の明るく開放感のあるオフィスで、私自身もお気に入りの場所です。暗い気持ちでご来所された方に少しでも前向きな気持ちになっていただけるよう、あるいはその一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。どうぞお気軽にご相談ください。