弁護士・市野裕明(四谷御門法律事務所)

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弁護士のご紹介

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弁護士
市野 裕明
Hiroaki Ichino

LAWYER INTRODUCTION弁護士のご紹介

浅野高校、横浜国大経営学部卒。(株)キーエンスに勤務した後、法学未経験でロースクールに進学。2014年に司法試験合格。横浜市内の法律事務所にて実務経験を積み、2018年に独立。2022年に東京都千代田区麹町に事務所移転。企業法務、不動産、債権回収など専門性の高い分野から、離婚や相続、交通事故、債務整理など一般民事事件まで対応できるのが強みです。

四谷御門法律事務所

INTERVIEW市野裕明インタビュー

大学時代に法学ではなく経営学を専攻した理由は?

高校生の頃に父の勤め先が経営危機に陥りまして、「父もいずれリストラされるのではないか」とこども心に心配していました。結果的に会社は外資に買収されて経営危機を免れたのですが、それを契機に経営に興味を持つようになりました。

どのような学生生活を送っていましたか?

学部ではマーケティングを専攻していました(卒論のテーマはマツダのブランディング戦略でした)。学外の活動では、ユニクロでのアルバイトが印象に残っています(当時は超絶スパルタでした)。カナダのカルガリーにホームステイ、語学留学させてもらったことも良い思い出です(英語はいまもほんの少しだけしゃべれます)。

その後は、民間企業で勤務されていたんですよね。

キーエンスという会社に就職しました。同時期にキヤノンからも内定をもらい大いに迷ったのですが、「どうせやるなら普通ではない道を」と思い選びました。キーエンスの仕事術について一言でまとめるのは難しいのですが、「1秒でもムダな動きをしない」「そのための動線を徹底的に考える」という習慣はOB共通項かもしれません。

司法試験を目指すことになったきっかけは?

キーエンスを辞めて「次はどうする?」と考える中で、「法学未修で司法試験を受ける」というチャレンジを思いつきました。自分自身でも無謀だと思いましたし、家族や友人にも全員反対されました。「もうダメだ」と思ったときに、「ここで負けたら死ぬに死ねない」という思いが自分を奮い立たせる原動力になりました。

弁護士になってからは、どのようなキャリアを?

横浜市内の法律事務所で2年弱ほど雇われの実務経験を積みました。2018年に独立開業してからは、弁護士ドットコム「みんなの法律相談」でのベストアンサー、毎日新聞などメディア掲載の機会にも恵まれ、多くのご依頼をいただきました。この時期に全方位に経験と実績を積むことができたことが、今に繋がっていると感じます。

今はどのような分野を?

もともとは企業法務、債権回収、不動産が得意でした。ここ数年は離婚や相続、交通事故、債務整理のご依頼も増えています。「得意分野は何?」と聞かれることも多いのですが、「弁護士はオールラウンダーです」と答えるようにしています。ご相談いただいたのに「その分野は苦手」とか「わからない」とは言えないですから。

これからやっていきたい分野はありますか?

神奈川県弁護士会時代にはマンション法研究会、現在は第一東京弁護士会で住宅・建設紛争研究部会に所属しています。不動産分野の専門性を今まで以上に深めていきたいです。令和2年の民事執行法大改正により、預金や勤務先調査など強制執行のオプションが増えました。債権回収にも今まで以上に力を入れていきたいです。

弁護士の仕事の中で心がけていることはありますか?

「Punctualな弁護士はそれだけで信頼に値する」という大先輩からいただいた格言をモットーにしています。どんな些細なミスでもそれまで積み重ねてきた信頼を一瞬で失うと思うので、すべてにおいて正確であること、特に「時間や締切りをきっちりと守ること」は仕事において基本中の基本ですが、心がけています。

依頼者の方にはどのように接していますか?

聞こえの良いベストシナリオよりも、ワーストシナリオを強調して伝えています。複数の選択肢があり、それぞれにメリットとデメリットがありますが、最終的な決定権者は私ではなく依頼者様ご自身です。特に一定程度の譲歩を迫られる和解交渉の場面では、裁判所の言いなりにならないフラットな立ち位置を心がけています。

仕事はどのように進めていますか?

弁護士業に限らず何事も即レスが大事だと思います。世の中的に「仕事が遅い」が不満ランキング上位と聞きますので、「仕事の速さ」は常に意識しています。業務量がキャパを超えると誰でも質の低下が避けられません。ミスなく遅滞なく心にも余裕を持って仕事を続けていくためには、常日頃のタイムマネージメントが大事だと感じます。

東京都内には多くの法律事務所がありますが、
どのように差別化を図っていますか?

ウェブで弁護士を探す時代が限界を迎えつつあると思います。Googleレビューではサクラや嫌がらせが散見され、ポータルサイトも情報過多です。昔ながらの口コミ、リファーラルマーケティングへの揺り戻しがあると思います。ひとつひとつの案件に真摯に対応し、積み重ねた評判を事務所のかけがえのない財産にしていきたいです。

今後、どのような事務所にしていきたいですか?

もともとは修習同期のクラスメイトだった鈴木心弁護士と事務所を共にすることになり、早いもので3年近くが経ちます。互いに拡大思考がそれほど強くない性格ですので、量的拡大というよりは「質」を追求して、事務所のブランドであったりステークホルダーからの信頼をより確かなものにしていきたいです。

正直なところ、費用面が気になります。

初回相談は5,500円から、リーガルチェックは33,000円から、顧問契約は月額33,000円から、代理人業務・訴訟対応は11万円から承っております。我々の業界のデファクトスタンダードである旧日弁連基準に準拠して弁護士報酬を算定しておりますので、割安でもなく割高でもない「相場ど真ん中」の費用感かと思います。

相談のときはどんな心構えで臨んでいますか?

可能な限り正確に事実関係をヒアリングし、裏付け資料の有無など確認した上で、確度の高い見通しをお伝えできるよう心がけています。相談者様にとって弁護士を見定める重要な機会と思いますが、我々にとってもそれは同じです。「この訴えは正当なものなのか」「そうだとして勝てるのか」というシビアな目線でも見ています。

最後にひとことお願いします。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
最近はリモートでの仕事が多くなり、私自身がオフィスに足を運ぶ機会が少なくなってはおりますが、弊所は四ツ谷駅から徒歩数分の好アクセス、緑豊かな植栽と三面ガラスファサードが特徴の明るく開放感のあるオフィスで、私自身もお気に入りの場所です。暗い気持ちでご来所された方に少しでも前向きな気持ちになっていただけるよう、あるいはその一歩を踏み出すきっかけになればと願っております。
どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

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