弁護士・市野裕明(四谷御門法律事務所)

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弁護士のご紹介

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弁護士
市野 裕明
Hiroaki Ichino

LAWYER INTRODUCTION弁護士のご紹介

浅野高校、横浜国立大学経営学部卒。株式会社キーエンスに新卒で入社。法律とは無縁のキャリアから一転、法学未修でロースクールに進学。2014年司法試験合格、2018年独立開業。企業法務・不動産を主軸に、相続・離婚・交通事故まで幅広く取り扱う。弁護士ドットコムで多数のベストアンサーを獲得。毎日新聞・朝日新聞などメディア掲載実績あり。

四谷御門法律事務所

INTERVIEW市野裕明インタビュー

キーエンスから弁護士へ。異色のキャリアですね。

経営学部を卒業して、キーエンスに入社しました。当時、国内最高と言われていた高付加価値経営を肌で感じてみたかったんです。「1秒単位で動きに無駄がないか」を問われる職場で、仕事の段取りや交渉術を徹底的に叩き込まれました。法律の知識はロースクールで学びましたが、仕事への向き合い方は、会社員時代の経験が土台です。

なぜ弁護士の道を選んだのですか。

キーエンスを辞めた後、「次にやるなら、人生を賭けた勝負を」と考えました。法学部も出ていないのに奨学金を借りてロースクールに通い、司法試験を受けるという決断は、家族にも友人にも猛反対されました。それでも、やり切れなかったときの後悔だけはしたくないと思い、この道に進みました。

独立するまでの経緯を教えてください。

2014年に司法試験に合格し、横浜市内の法律事務所で経験を積みました。2018年に独立し、2022年からは司法修習時代の同期である鈴木心弁護士と事務所を共にしています。修習同期というフラットな関係だからこそ、遠慮なく意見をぶつけ合える。それは仕事面でも大きなメリットだと感じます。

得意とする分野を教えてください。

企業法務と不動産が軸です。企業法務では契約審査や取引先とのトラブル、債権回収を多く手がけました。不動産では強制退去・立退料・賃料改定といった賃貸紛争が得意です。弁護士会の建築紛争委員会やマンション法研究会に所属し研鑽も積みました。交通事故、相続、離婚といった比較的身近な分野に多くご依頼をいただいております。

企業の顧問弁護士も引き受けていますか。

はい。契約書のレビュー、取引先とのトラブル対応、債権回収、労務問題など、企業が日常的に直面する法律問題を経験してきました。「問題が大きくなる前に相談できる弁護士を持ちたい」というニーズに応えるのが顧問契約の役割です。会社規模の大小にかかわらず、まずは一度ご相談ください。

依頼者との向き合い方で心がけていることは。

弁護士への不満としてよく挙げられるのが「仕事が遅い」「連絡が取れない」です。その日の仕事はその日のうちに済ませ、すぐに報告することを自分のルールにしています。楽観的なシナリオを伝えることは極力避けています。悪いシナリオに行く可能性がある以上、常に最悪の想定を依頼者の方と共有すべきと考えています。

他の事務所から乗り換えて相談に来る方はいますか。

時折いらっしゃいます。話をお聞きすると、問題は依頼者と弁護士の間の信頼関係に帰着することが多い印象です。前任者の批評はせず、現状の問題点を洗い出し、やるべきことを正確に把握したうえで、今後の方針の整理に集中して対応しています。

見込みの薄い案件や費用倒れが心配な案件は、どう対応しますか。

「勝ち目が薄い」「費用倒れになりかねない」という感触は、率直にお伝えします。後になって「依頼しなければよかった」と言われることだけは避けたい。特に債権回収では、回収可能性を早い段階で見極め、追うべきかどうかを判断することが重要です。一方で、交通事故では弁護士費用特約が使えるケースが増えています。アテラなど弁護士費用の立替サービスが利用できるケースもあります。

相談のとき、どんな心構えで臨んでいますか。

短時間で事実関係を正確に把握し、依頼者の方にとってどんな選択肢があるかを見極める必要があります。相談者にとっては「この弁護士に頼んでいいか」を判断する場でもあります。有料相談である以上、その対価に見合う価値を必ず提供するつもりです。

小さな事務所に依頼することへの不安を感じます。

大きな事務所では担当者が途中で変わることも珍しくありませんが、当事務所では私が最初から最後まで責任をもって対応します。弁護士の仕事は、規模が大きくなっても効率化できる部分がほとんどありません。結局は、「どの事務所に依頼するか」より「どの弁護士に依頼するか」が本質的に重要だと思います。

弁護士選びで、依頼者が見落としがちなことはありますか。

その弁護士が日々の業務のどこに時間を使っているか。これは案外、見落とされがちな視点です。公益活動、執筆、講演、事務所の拡大。どれも意義のある活動ですが、「自分の案件にどれだけ集中してもらえるか」という観点では、また違う評価があるかもしれません。私の軸は、依頼を受けた案件への対応にだけ全力を尽くすことです。依頼者の立場で納得できないことは、自分もしない。それだけです。

弁護士に頼む前に、自分でできることはありますか。

出来事の経緯を時系列でメモにまとめておくこと、関連する書類や証拠を手元に置いておくこと、この二つです。特に交通事故や労働問題では、初期の証拠保全が後の交渉に大きく影響します。相談の時間を深い議論に使うためにも、動き出す前にまず記録を残すことを意識してください。

初回相談はどのように進めますか。

できる限り早期にご相談いただけるよう、電話またはオンライン面談を原則としています。事前に関連資料や事案の時系列をメールでお送りいただけると、限られた時間をより深い議論に使えます。事務所での対面でのご相談も承りますが、枠に限りがあります。まずはお電話かオンラインでご相談ください。

最後に、相談を迷っている方へひとことお願いします。

「弁護士に相談するようなことなのだろうか」と迷う方もいらっしゃいます。ご相談いただいた結果、弁護士が出る幕ではないとわかることもあります。それはそれで、ひとつの答えです。一方で、動き出すのが遅れたことで選択肢が狭まってしまうケースも少なくありません。まず相談してみる。その一歩が、迷いを終わらせます。

 

 

 

 

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